霧島錦江湾国立公園 / 霧島ジオパーク認定

えびの高原とは
えびの高原は、宮崎県えびの市にある標高約1,200mの高原で、霧島錦江湾国立公園内に位置しています。霧島の最高峰である韓国岳、甑岳、白鳥山に囲まれたなだらかな高原で、宮崎県と鹿児島県にまたがっています。
えびの高原は、カルデラに周りから土砂が入り込んで形成されたもの。春から夏にかけてはキリシマミズキ(4月中旬)、えびの高原だけに自生するノカイドウ(GW前後)、ミヤマキリシマ(6月初旬)、オオヤマレンゲなど多くの花が咲き、夏は涼しく(平均20℃程度)、秋にはススキや紅葉(10月後半〜11月初旬)、冬はスケート場がオープンと、年間を通して楽しめる高原リゾートです。
アクセス・駐車場情報
〒889-4302 宮崎県えびの市大字末永
緯度経度 N=31.56.32.3 E=130.50.43.4(日本測地系)
小林ICより 約20km・30分 / えびのICより 約21km・35分
駐車場料金:バイク 200円、乗用車 500円、マイクロバス 1,000円、大型バス 2,000円
※路肩駐車は景観も損ねますのでやめましょう。
見どころ・トレッキングコース
池めぐりコース(池巡り自然探勝路)
えびの高原で最も人気のあるトレッキングコース。白鳥山、白紫池・六観音御池・不動池をめぐる周回コースで、所要時間は約2時間。コースは整備されており、急坂も少なく、気軽に山歩きを楽しめます。二湖パノラマ展望台からの景色は絶景です。
韓国岳登山
霧島連山の最高峰(標高1,700m)への登山も、えびの高原を起点に楽しめます。えびの高原からの登山コースは比較的整備されており、山頂からは霧島連山や錦江湾を一望できる絶景が待っています。
不動池
県道沿いにあるため、車窓からも見ることができるコバルトブルーの美しい火口湖。池めぐりコースの見どころのひとつです。
季節の見どころ
4月中旬:キリシマミズキ(黄色い花)
4月下旬〜5月上旬:ノカイドウ(世界でえびの高原だけに自生する貴重な花)
5月下旬〜6月中旬:ミヤマキリシマ(えびの高原〜韓国岳一帯がピンク色に染まる)
6月頃:オオヤマレンゲ
10月後半〜11月初旬:紅葉(六観音御池周辺が特に美しい)
冬季:えびの高原アイススケート場がオープン
ミヤマキリシマの開花状況は、えびの高原のつつじヶ丘、韓国岳山頂付近、大浪池などエリアごとに異なります。最新の開花情報は霧島市公式サイトなどで確認してください。
「えびの」の名前の由来
「えびの」の名前の由来は諸説あります。かつてえびの高原にある硫黄山から噴出する噴煙の中の亜硫酸ガスにより、高原のススキが「えび色」に変色していたことから「えびの」という名前がついたとも伝わります。
一方、「えびの」の「えび」は階段状の地形(えびの横縞模様)を指し、「の」は傾斜地のこと。つまり「えびの」は階段状の傾斜地から出た地名であるという説もあります。
火山に関する注意事項
えびの高原は霧島連山の活火山エリアに位置しています。硫黄山や新燃岳の噴火警戒レベルは変動するため、登山・散策の際は必ず最新の火山情報を確認してください。
- 噴火予報・情報を事前に確認しましょう
- ゆとりある登山計画を立てましょう
- トイレはビジターセンター付近で済ませてから出発しましょう
- ゴミは必ず持ち帰りましょう
- 植物を摘んだり動物を捕まえたりしないようにしましょう
- 登山では登りの人に道を譲りましょう
冬季のえびの高原へのアクセス
冬季はえびの高原周辺の道路が積雪・凍結することがあります。チェーンまたはスタッドレスタイヤの携行は必須です。出発前に天気予報・チェーン規制の情報を必ず確認してください。
一度積雪すると、日差しがあるほど日陰は凍るため、チェーン規制がかなり長く続くことがあります。県道1号(小林市方面)と県道30号(白鳥温泉方面)の通行規制情報は、宮崎県の道路規制情報サイトで確認できます。
えびのエコミュージアムセンター
えびの高原の入口にあるビジターセンター。霧島の自然や火山活動に関する展示があり、登山・散策前の情報収集に最適です。最新の登山道の規制情報もここで確認できます。
周辺の観光スポット
- 関之尾公園・関之尾の滝 ― 日本の滝百選に選ばれた名瀑と甌穴群
- 綾の照葉大吊橋 ― 日本最大級の吊橋と照葉樹林